帰国したパンダシャンシャン香香・雅安碧峰峡ツアー
パンダシャンシャン香香、日本で高い人気を集めたジャイアントパンダの「香香（シャンシャン）」は2月21日、日本の東京上野動物園を出発し、順豊航空のチャーター貨物機で中国に無事帰国した。3月21日、「香香」がパンダセンターの雅安基地隔離検疫区に入居した時、中国ジャイアントパンダ保護研究センターは「香香」はまだ適応するには時間がかかり、みんなに会うには時間がかかる」と発表した。
2017年6月12日に日本の上野動物園で生まれたのは、2011年に中国から来日した雄のパンダ、ビリ（日本名「力力」）と雌のパンダ、仙女（日本名「真真」）の間に生まれた娘。シャンシャンは自然繁殖に成功し、順調に成長しているパンダの赤ちゃんで、世界的にはあまり見られないため、珍しい。
現在、すでに5歳となったシャンシャンは繁殖の適齢期に入ったため、今回の返還は1日も早いパートナー探しもその目的となっている。最終観覧となった21日、アドベンチャーワールドでは3頭のパンダの歓送セレモニーが開かれ、大勢のファンや飼育スタッフらが別れを惜しんだ。
2017年12月19日、シャンシャンの公開初日、予約見学中のくじ率は約1:46だった。2022年6月、5歳のシャンシャンの体重は100キロを超えた。2023年2月19日、シャンシャンは公衆と最後に会い、多くのファンが動物園に行ってシャンシャンと別れを告げ、美しい祈りを送った。シャンシャンは上野動物園でこの30年ぶりに生存に成功したジャイアントパンダの赤ちゃんとして、地元の人々に喜びをもたらすとともに、日本に経済効果をもたらした。
清明節の後、パンダ香香が正式に一般公開された。このほど、帰国後初の食べ放題動画が放送され、日本のメディアやファンの注目を集めている。日本のあるテレビ局は、タケノコの握りが器用で、咀嚼音がさわやかで、香香の毛並みがよく、食欲が旺盛で、健康的な表現だと褒めた。
中国保護ジャイアントパンダ研究センター雅安碧峰峡基地は四川省雅安市雨城区碧峰峡観光地に位置し、敷地面積は6000ムー余り、省都成都から約150キロ、雅安市街地から約15キロ、成都天府国際空港から雅安碧峰峡パンダ基地までは３時間しかかからない。空気、水の質などの自然生態条件は非常に優れている。同基地の第1期工事の総投資額は2760万元で、敷地面積は1044.714ムー、中国パンダ保護科学研究センター、ジャイアントパンダ病院、ジャイアントパンダ子育てセンター、ジャイアントパンダ繁殖配種センター、ジャイアントパンダ対外展示センター及び従業員の生活と後方勤務保障センターなどが建設されている。
